ママさんバレーボールとは、主に25歳以上の子供を持つ女性が趣味として行うバレーボールです。
家庭婦人バレーボールと呼ぶ人もおり、主に9人制で行われています。
1964年東京オリンピックにおける女性バレーボール代表が大活躍した影響で、女性の間で急速にバレーボールが流行したことを受けて普及したスポーツです。
そんな日本で人気の「ママさんバレー」について、概要やルールなどを解説していきます。
ママさんバレーのルール
ママさんバレーボールは9人で行います。
9人制のルールをベースにしながら、プレーのしやすさやケガがしにくいように配慮された特別なルールで行います。
主宰する地域や団体によって独自のルールがある場合もあるので、大会に参加される場合は主宰団体の規定をよくご確認ください。
25歳以上の女性(Vリーグ等の経験者は35歳以上)
3セットマッチ
1セット21点先取
セット奪取には2点差が必要
コートは9m×18m
ネットの高さは2.05m(一般女子バレーは2.15cm)
6人制と違いローテーションなし
メンバーチェンジは3回まで
サーブが2回まで可能
サーブがネットに接触したらフォルト(失敗扱い)
ネットに当たって自分側に跳ね返ったボールを一度だけ返球できる
ネットを相手側に超えてボールに接触することは禁止
ブロックも1回のコンタクトと見なされる
ブロックの後のオーバーハンドパスはドリブルの対象にならない
ブロックの後ブロックで触れた同じ選手が2コンタクト目を触ってもドリブルにならない
ママさんバレーでは専用の4号球を使用する
ママさんバレーのボールについて
ママさんバレーボールで使うボールは直径20cmの4号球。一般バレーボールで使われる直径21cmの5号球よりも小さめサイズです。
素材も一般バレーボールより軽量で柔らかめの素材を使ったママさんバレー用のボールを使用し、ボールの扱いやすさ怪我のしにくさに配慮されています。
ユニフォーム規定
基本的には日本バレーボール協会のユニフォーム規定に準じます。
ただし、キャプテンマークは通常の規定とは異なり、胸番号の上側に高さ2cm×横幅8cmの横線を配置します。
大会によって独自のルールがある場合もあるので、大会に参加される場合は主宰団体の規定をよくご確認ください。
6つの全国大会
全国ママさんバレーボール連盟では、女性の健康促進や世代を超えた交流のために、6つの全国大会を開催しています。
全国ママさんバレーボール大会
愛・チャンピオンズリーグ
全国ママさんバレーボールいそじ大会(50歳以上)
全国ママさんバレーボールことぶき大会(60歳以上)
全国ママさんバレーボールおふく大会(70歳以上)
ま~みんフェスタ
ママさんバレーボールの歴史
1964年:東京オリンピックで女子バレーボール代表の活躍によりママさんバレーが普及
1970年:日本バレーボール協会、朝日新聞社共催により第1回全国ママさんバレーボール大会が開催
1980年:全国家庭婦人バレーボール連盟が発足
2011年:一般社団法人全国ママさんバレーボール連盟が発足
おわりに
長い期間にわたってママさんバレーボールが日本中で親しまれているのは、日本の女子バレーボール代表やVリーグの影響も大きいと思います。
さらに、ルールなど細かい部分でママさんたちが安全に楽しくスポーツが続けられるように配慮されているのも要因でしょう。
当店、バレーボールファクトリーズでは、ママさんバレーボールを楽しむ方々やチーム様向けにコストパフォーマンス抜群のバレーボールユニフォームとMIKASA製のバレーボールを提供しています。
コートで輝きたいママさん達は、ぜひ一度チェックしてみてください!